「空の青さを知る人よ」感想
早々に観てきてしまったので
「空の青さを知る人よ」
の感想を書いていきたいと思います。
途中からネタバレありなのでまだ観てない方はご注意ください。
まぁ泣きましたよね!
なんかずっと泣くというよりは、セリフの一つ一つにじわっと泣ける感じでした。
だからちょいちょい泣いてた。
もっぱら最近涙腺が緩んでいるからかもしれませんが…だれがおっさんじゃい!
自分はやっぱり昆布よりツナマヨ派です。昆布も美味しいけど。
では本編の感想に行く前に評価です。
「空の青さを知る人よ」2019年10月11日公開
総合評価 76点
・ストーリー 17点
・キャラクター 15点
・演出 15点
・構成 14点
・キャスティング 15点
「大人も泣けるアニメ」として売ってるだけはある安定感のある作品でした。
流石は「あの花」コンビといったところでしょうか。
公開期間中に是非観に行ってみてください。
~ここからネタバレあり~
まず、観る前に内容の予想をしていたんですが…
まぁまぁ合ってた!
詳しくは以前の記事で↓
ある程度はPVで予想はできますが、思っていたより早めに終わったなというイメージでした。
しんのの出現タイミングはベースを弾きまくっていた時だったんで大穴の大胆予想はハズレてしまいましたが部屋から出る演出はなかなか面白かったです。
・ストーリー 17点
おおまかな流れは予想通りで、音楽イベントあたりはスタッフロールの止め絵でやっている程度でした。音楽イベントで何かを取り戻すと思いきやその前で問題解決するのは予想外でした。
全体的に人間関係の描写が丁寧に描かれていて、どういうところを見せたいかがわかる岡田麿里だなぁと感じる内容でした。
しんのと慎之介が合って口論になるシーンで殴り合わなかったのは女性作家だからなのかな?とかあとで思ったりしましたね。
オレだったらあそこは殴り合うシーンにしちゃうかも。
しんののセリフがあおいにガンガン刺さるシーンは全般的に泣けました。
音楽イベントシーンが無いのは映画の尺の問題なのかもしれませんが見たかったですね。
・キャラクター 15点
キャラデザはいつもの田中将賀さんなので文句はないです。
入場者特典のクリアファイルに「あの花」のめんま・「ここさけ」の成瀬・「空あお」のあおいの3人が描いてあるんですが、これを見ると高3だから一番しっかりしてるように見えました。目の描き方とか。姉妹が太眉なのがほんと好き。
慎之介は過去と違いすぎて正直言われないとわからないです。面影…は?
同級生の女の子のチャラウザいけどいいやつだったり、葵が好きだった正嗣とかサイドキャラもいい味出してました。
これであかねが巨乳だったら文句無かったんだけどね!
独身のメガネ姉は巨乳と相場が決まっているのをあえて外してくる感じ嫌いじゃないけどね。
巨乳だったら薄い本も捗ったかもしれない。
個人的にあおいの「知らんがな」ってセリフが好き。
目玉に点があるとスターになれるメダマスターっていうの面白い発想だけどわかりづらすぎませんかね?
描き忘れすごい多そう。
・演出 15点
冒頭のあおいがベースを弾くシーンの音の表現すごい好きでした!
ちょっとした仕草の見せ方や、カットせずに長回しみたいなシーンがあって面白かったです。
あとはなんといってもしんのが神社から出るシーン!
あかねを助けに行くために本気で外に出ようとすると呼応するように思い出のギターが響いて弦がはじけ飛ぶと同時に出れるようになるあそこのシーンはよかったですね。
そのあとしんのが慎之介に声をかけるシーンがあったので仕方がないとは思いますが、あの弦が弾け飛ぶ勢いと同時にあかねを助けに行って欲しかったかな~という思いはありますね。
そっから急に空を飛び始めたのはびっくりw
ととと、とんだー!!!!?!?!?!?
でもあのシーンはこの映画の根幹であろう「ここか出ていきたい」という想いを表すようなシーンなので大事なシーン。
ちょっと思い出したんだけど…あおいを探しに神社にあかねがくるシーン、おにぎりの置く場所ちょっと都合良すぎだったかな?
最後のあおいが走るシーンは「絶対に入れたい」っていう強い意志を感じたw
・構成 14点
丁寧に作りこまれていたと思います。
これはあおいの物語ではなく相生姉妹の物語だったんだろう。
・キャスティング 15点
メインキャストは声優ではなく役者の方々でしたが違和感なく観れました。
当たりやんけぇ!
松平健は草。
アニメのカットと同じ実写キャストの画像とかはいらないです。
■まとめ
しっかり楽しめて泣けるいい作品でした。
細かいところやいろんな意見はあるかもしれませんが一度は見て欲しい作品です。
劇場アニメが増えて嬉しいですね。
だがTVアニメの総集編
テメーは駄目だ!!!
おわり