映画館へ通うようになるきっかけの作品「スパイダーマン:スパイダーバース」
どうもどうも、六箱です。
「ジョーカー」を観てきたばかりでそっちの感想も書きたいのですが、一応まだ公開したばかりですしもう少し落ち着いてから書こうと思います。
さて、やっと本来の目的である映画の感想を書いていきますよ。
評価のつけ方とかは徐々に調整していきたいと思っています。
では今回は
「スパイダーマン:スパイダーバース」
既にDVD/Blu-rayも発売していますね、買わなきゃ。
2019年3月8日に日本公開で3月10日に観に行ってるってことは、公開してすぐだったんですね、知りませんでした。
まずこの映画、長い付き合いの友から「めっちゃ面白いから観て!」と言われ
普段映画なんて「ジブリ」と最近では「ガルパン」ぐらいしか観に行くことがなかった自分が珍しく「観に行ってみるか」と思い翌日くらいに観に行きました。
先に言っておきますが自分は「映画の知識は全く持ってない」です。
ぼんやりと昔は金曜ロードショーとかゴールデン洋画劇場やら日曜洋画劇場やらでやってた映画を見てたかなーぐらいなので、独断と偏見満載で独自に感想を書いていきます。
原作がーとか
元となったあれがーとか
この作品はあれを観てないとー
などの意見は一切受け付けません。よしなに。
知識がない方が逆に新鮮に観られるんじゃない?(プラス思考
評価は100点満点で付けていきたいと思います。
まだ初めてなので今後変動するかもしれませんがいくつかの項目をあげて総合評価をつけていきます。
「スパイダーマン:スパイダーバース」(吹き替え)
総合評価 92点
- ストーリー 18点
- キャラクター 18点
- 演出 20点
- 構成 16点
- キャスティング 20点
最初からこんな高得点をつけて今後どうするんだ!とは思いますが、素人目に見ても最高に面白い映画だった!!!
確かにこれは他の人に進められる素晴らしい作品だ。
友人が勧めてくるのもわかる。
~ここからはネタバレを含むので自己判断で~
ますファンには少し申し訳ないのですがスパイダーマンはちゃんと観てないです!
ぼんやりとテレビでやってたの見たことあったかなー程度。
細かく感想を述べていきます。
・ストーリー 18点
主人公は、警察官の父を持ちヴィジョンアカデミーに通う少年マイルズ・モラレス。
黒人が主人公ってところがなかなかいいチョイスだと思います。
マイルズは慕っている叔父のアーロンと高架下でグラフィグをいているとき、例の変異したクモに噛まれてスパイダーマンの力を得ます。
それがキッカケでか、ある日駅の地下鉄でスパイダーマンが戦っている現場に遭遇してしまい、ピーターから異次元への扉を開く実験を阻止するためのメモリースティックを託されてしまう。そしてスパイダーマンのピーター・パーカーが死にます。
大々的に葬式をしていて観ていたとき「早速ピーター・パーカー死んでるけど?あれ?」ってなりました。
ピーターはもういない。
スパイダーマンの力に目覚め始めるマイルズ。
それにより家や学校でいろいろ困ったことになるけど学校でグウェンに出会ったのが一番のポイントではないだろうか。グウェンがかわいい!
たらたら書いててもあらすじを書き連ねそうなので簡潔に書こう。
ストーリー自体はマイルスがスパイダーマンの力を得てピーターがいなくなった後を継いでスパイダーマンとして活躍するまでの話です。まさに王道。
たしかによくあるストーリーではあるんですが中身は濃い。
死んだはずのピーターがマイルズの前に現れ自分は別の次元のスパイダーマンだといい、いろいろあってマイルズにスパイダーマンの師となって戦い方や力の使い方を教えてくれる。
そして続々と現れる別次元の個性豊か過ぎるスパイダーマンたち。
マイルズもがんばるんだけどやっぱりまだスパイダーマンになりたてなのでうまいこといかない。最終決戦には行けない。
けどマイルズは決断する、スパイダーマンになることを。
熱いわー展開熱いわーみんな大好きな奴だわー
王道展開ゆえに20点は付けませんでしたが20点でもいいと思える面白さでした。
・キャラクター 18点
キャラクターはとりあえず最高!
主人公のマイルズにもなんか共感できるし、学校前の父親も最高だった。
「愛してると言え!」www
個性豊かな他のスパイダーマンもかわいいやらかっこいいやら…
どのキャラクターもキャラが立っていてメイおばさんもイケメンだった。
スパイダー・グウェンのデザインほんと好き!
18点なのは敵のボスであるキングピンが誇張しすぎてて「でけーよ」ってなったのと
ペニー・パーカーちゃんが可愛いんだけどもっと可愛くできただろう!
という個人的な意見故に。
・演出 20点
演出に関しては圧巻でしたね。
アメコミ原作なのでそれを映像としてどう魅せるかがポイントだと思うんですが、素晴らしかったです。
普通のスパイダーマンと遜色ない動き、アニメーションだからこそできるカメラワーク。なにより各次元のスパイダーマンに合わえた演出とそれを一つの画面になじませて魅せているという技術の高さが本当に言うことないくらい素晴らしかった。
・構成 16点
アメリカが好きなヒーローものの王道展開の構成。
正義と悪・家族・愛?
構成自体は飛び抜けるわけではない王道展開なので16点に。
・キャスティング 20点
これは吹き替え版の評価になりますが声優のキャスティングが完璧すぎた!
洋画系の吹き替えは変にタレントを起用して地雷か地雷だけど悪くなかったか普通か最高かの4つぐらいに分かれると思うので落差が激しいので観るときは注意が必要なのですが文句なしですね。
マイルズ CV:小野賢章 親しみやすさ、聴きやすさがバッチリで違和感がなかった。
ピーター・B・パーカー CV:宮野真守 これはふざけていないいい宮野だった。
グウェン CV:悠木碧 最高オブ最高。イケメンだし可愛い。
ペニー・パーカー CV:高橋李依 今や売れっ子人気声優、キャラはちょっと浮いてたけど可愛いのでOK。
スパイダー・ハム CV:はい、おもしろい。
言うことなしですね。
アニメーション映画の技術はここまで進歩しているのかと感動を思えるほどの作品でした。スパイダーマンをあまり知らない自分でも楽しめる面白さ…オススメの作品です。